他人と比べない”自分サイズの幸せ”を見つける
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日本は戦後の高度成長期の中で誰もが同じような価値観の中で夢を追い求めてきました。
 「いつかはクラウン」に代表されるように、豊かな物と経済力を得る為にサラリーマンは家庭を犠牲にすることが男の美学とされ、女性は20代半ばで結婚し専業主婦となることが、大衆の理想像であり・自己実現だったのではないでしょうか。 
そして終身雇用と年功序列に守られ、仕事は苦役ではあるが、我慢して一生勤めることが重要視されてきました。 
    
 しかし現代は物が溢れ、産業の変化と共にライフスタイルや職業選択は多様化し、社会の価値観や自己実現の定義は大きく変わりつつあります。従来型のマニュアル通りの将来という自己実現ビジョンは大変描きにくくなってきているのです。 
    
  そして新たに、一人一人に自分だけの自己実現スタイルという価値観が生まれてきたのです。 
 また我々団塊ジュニア世代は親世代が求めてきた価値観の代償として失ったものを身近に見てきたのです。 
 年金問題、大企業の不祥事、熟年離婚、自殺者の増加・・・多くの人が将来の自己実現ビジョンを描くことができない時代。そして氾濫する情報。何が幸せなのかがわからない社会。                                    
 私自身が戸惑い、悩み、失敗してきました。 
しかしより深く己を知り、自分自身の心と向き合い、本当に自分らしく活き活きと情熱を燃やすことが出来る目標を見つけた時に、人は誰でも心のスイッチがONになるということに気が付きました。 
 そして、本当にワクワクする自己実現目標さえ見つけることができた人は誰でも自ら全力で走り始めることを実感したのです!! 
 親の言う事や世間体に縛られた他人の為の自分の人生ではなく、本当に自分に素直な夢や目標を見つけ、前進していくことができる心理手法が自己実現コーチングなのです。
 
自己実現の為には・・・
どのようにやりたいことをみつけるのか?
私も当初は「私は何がやりたいのだろうか?」と考えていました。しかし、本当の自己実現においてはこの思考法が最初から間違いなのです。 
        
    まずは自分の価値観、過去の体験、感情の変化、植えつけられた社会的な規範を分析し深く「自分自身を知る」ということが必要です。 
  
  ○あなたはどんな場面で心からの喜びを感じることができるのか・・・ 
  ○あなたはどうしてそのように物事を捉えるようになったのか・・・ 
  ○あなたがどうしようもない怒りを感じる場面はどんなときなのか・・・ 
  ○あなたにとっての自己実現とはどんな状態をさすのか・・・ 
  などなど 
  
  自分の喜びや悲しみを感じる 要素 を捉える必要があるのです。 
  
    これまでの日本の教育の場でそのようなエクササイズをする機会はありませんでした。つまり 自己実現の為の方法を誰にも教わることなく大人になってしまうのです。 
  
  
    欧米人に「君はどんな仕事をしているんだい?」と尋ねると「おいしいベーグルを作ってる」と応えます。日本ではたぶん「マクドナルドで働いてる」ではないでしょうか? 
  
    いい学校にはいって大企業に就職することが勝ち組であるとされ、本人の才能とやりたいことよりも、どんな企業で働くのかということが重視されてきたので す。そして知らず知らずのうちにそのような世間体や見栄に流されて、本当の自分らしさを失ってきたのです。そして多くの人は自己実現できるということすら 忘れてしまう・・・ 
  
    
ですからまずは知らずのうちに洗脳されてきた自分の思考法から解き放たれる必要があるのです。 そして自分の才能、得意なこと、スキル、大好きなことを棚卸していきます。以外に自分では大したことはないと思っていることが大きな才能の芽であることがあるのです。
 これは自分自身ではなかなか発見できません。心理的なアプローチを用いたコーチングによって客観的に見つめ直し、自分が気づかない自分に気が付くことができるのです。 
        
   そしてより具体的にありありとイメージできるようあなたの五感を刺激し形作っていきます。 そうすることで心から燃えるようななりたい自分が浮かび上がってくることでしょう。 それこそが自己実現の種となりえるものです。 
	
ここであなたの価値観を知る為のワークを
  少しやってみましょう 
@ あなたが過去ワクワクした場面を10あげてみてください
A あなたが尊敬している人を3人は誰ですか。またその人のどんなところに惹かれるのですか
B 人生でこれだけは譲れないことは何ですか?
C これまでで成し遂げた誇れることを3つ上げてください
D あなたが人よりすぐれている点は何ですか?
いかがでしょうか?最初はなかなか浮かばないかもしれませんが、
  エクササイズを通じて次第に発想が湧き上がってくるようになるでしょう。 
やりたいことが見つかったら
あとは具体的な自己実現アクションプランに落とし込んでいきます。これも自分で考えているよりもコーチングセッションの中で見出すことができます。
いつまでに、何を、どんな風に、なぜやるのかということを明確にしていきます。
多くの人が次の一歩が踏み出せないのは、自己実現目標までの具体的な道筋がわからない場合なのです。真っ暗闇を全力で走ることができないように。少し先までライトでみることができれば、誰でも走ることは可能なのです
   
  例えば「ハワイ旅行に行きたい」という目標がみつかったとしましょう。 
   
  必要なことは具体的に 来年の8月13.14.15日にJTBのツアーでワイキキとマリンスポーツの旅で家族3人で予算は30万円。
   
  とここまでがより具体的な目標となります。ここからはアクションプランです
    
  まず家族3人がこの日程で予定を組みます。
その後情報収集。奥さんはチケットを予約します。
お父さんはボーナスをこの予算で貯金し始めます。そして旅行グッズなどを買い揃えます。
  
  そして当日の飛行機に間に合うように電車の時刻を確認しておき、予定時刻に起床し飛行機に乗り、計画地を楽しむ 
 だれでも旅行の計画はこのように実行していると思いますが、人生の計画は流されるままに何も考えない人が多いのではないでしょうか。
コーチングセッションではこうした人生の計画を定期的に進捗状況を確認しながら進めていくことが出来ます。
様々な障害を乗り越えていくために
目標が明確になり、計画も立ててあとは実行です。しかし現実には様々な障害や失敗があるでしょう。これらを乗り越えるにはそれに必要な思考パターンと潜在意識の活用があります。
例えば
A君「大失敗しちゃってもう駄目ですよー」
私 「駄目とは具体的にどんな風になることですか?」
A君「あのお客さんから2度と仕事もらえなくなります」
私 「そうするとどうなりますか?」
A君「上司にしかられます」
私 「それはA君にとってもう駄目なことなんですか?」
A君「いやー いつものことです」
私 「では今回の大失敗をどうしたらいい状況に好転することができますか?」
A君「すぐにお詫びに行って、別の案件で挽回します!」
   文章では伝わりにくいかもしれませんが、この場合はA君の思考パターンが行動力へと変化したのです。
これはほんの一例ですが、様々な障害はすべて本人の解釈によてプラスにもマイナスにもなるのです。コーチングではこれらのマイナス要因をすべてプラスに変換していきます。
そうすることで落ち込みを最小限にし、一歩一歩前進していくことができるのです。







